「行動できない人」が共通して抱える、2つの大きな特徴とは?

著者プロフィール

文・竹内力也
株式会社Life Crayon Style代表取締役、オンラインサロンSEKALABO主宰。 幼少期からの自身の経験を通して、現代の若者が抱える【希望格差】問題に全力で立ち向かうと決意。企業活動を通してひとりでも多くの人が「自分の人生に本気になる」ために、イベント事業・コンサルティング事業・社会貢献活動を通して、第一線で活躍している。

行動できない人に共通する
2つの特徴とは?

私はふだん、自分の夢や目標を達成したい方を対象に、その目標達成をメンタル面・実務面から支援するコンサルティングを行なっています。

参加される受講生は、経営者や個人事業主の方、営業職の方、これから独立したい方、何らかのチャレンジをしたい方など顔ぶれは様々ですが、一年間でみるみる成長する人がいる一方、「なかなか具体的な行動に移すことが難しい」とか「行動しても成果を出すことができない」とおっしゃられる方もいます。

なかなか行動に移せない受講生を見ていると、そこには共通する特徴があると感じています。
その2つの特徴とは、どんなものでしょうか?

行動できない人の特徴①  頭でっかちになってしまう

私のコンサルティングを受けていただいた受講生からよく聞かれる言葉があります。
「これまで、学ぶことが行動することだと思っていた」という言葉です。

行動するための第一歩は学ぶことですが、それだけでは自分が変わることも、何かを変えることもできません。アウトプットし実践することで初めて、そのインプットは生きた知識となるのです。

もう少し厳しいことを言えば、勉強することを逃げ道にしてしまう人もいます。「今の自分にはまだスキルが足りないから、もっと勉強してから」と、実践することを恐れて勉強に逃げてしまうのです。これでは、いつまで経っても何も変わりません。こういう人を、本当に多く見かけます。

本来なら誰でも、自分のやりたいことの優先順位がいちばん高くならなければいけないはずです。ですが、頭でっかちの人は「それはやりたいことだけど、優先順位は低いことだ」と計算で勝手に判断してしまい、優先順位を下げてしまうのです

こうした「頭でっかち」は、その人の実行力を大きく削いでしまいます。

行動できない人の特徴②  他人の目を気にしすぎている

これはコンサルティングの受講生に限りませんが、多くの人が「人の目を気にしすぎている」ように感じます。もっと強めに言えば、自分で自分の人生を選ぶということを、「しないようにしている」という感覚が強いです。だから行動に移せずにいます。以前の受講生でこんな人がいました。

「今まで、周りからどのように思われるかを気にしてしまい、自分で発信することも怖かったし、自分から何も言えなくなってしまっていた。でも、『自分が好きで周りに伝えたいのだからそれでいいじゃないか』と思って発信をはじめたら、見える世界が大きく違ってきた。周りの目を気にしなくなった瞬間、いろんなものが弾けて自由に動けるようになった」

これを読んで、どのように感じましたか?
人の目を気にすることは、それほど重要なことでしょうか?
それは、あなたの実現したいことと比べてどのぐらい大事ですか?

自分のやりたいことや発信したいメッセージはあるのに、それを相手に伝えた時にどんな反応が返ってくるか分からず、つい口にするのに二の足を踏んでしまう……。
そんな時に本人の中で大きな問題になっているのは、それで世の中が良くなるのか とか、誰かに喜んでもらえるかという「実質」の問題と、他人からどのように思われるかという「評価」の問題です。
この2つのうち「評価」を重視してしまう人は、なかなか成果を出すことができません

「実質」と「評価」、
あなたにとって
大事なのはどちらですか?

学生時代の勉強を想像していただくとわかりやすいかも知れませんが、私たちには、小さい頃から「他人に自分の努力を認めてもらわないといけない機会」が沢山ありましたよね。

私たちは小さい頃から他人の評価を意識せざるを得ない環境にいたということは、紛れもない事実です。しかし、その影響を強く受けた人がよく陥るのが、「常に【他人からの評価】を判断の軸に置いている」という問題です

「いい点数を出したいから」「褒められたいから」「他人に認められたいから」といった軸での努力は、必然的に相手から欲しいリアクションが貰えることを前提としたアクションになってしまいます。これはある意味では、常に人の顔色を伺い、相手に自分の価値観を合わせることになります。

もし、自分の好きなものが、相手は好きではなかったとしたら?
もし、自分の大事にしている価値観が、相手とは異なっていたら?
もし、自分がいちばん聞いてほしいことに、相手が興味を持っていなかったら?

こう書けば、評価軸での判断がいかに自分の意思とは関係ない、相手に依存したものであるかということはお分かりいただけるのではないかと思います。
目標を達成するためは、努力が必要です。
でもそれは、「誰かから評価してもらうために努力する」のではなく「自分自身でしっかりと目標を設定し、それを目指して自分ができる最大の努力をする」のです

ここには他人の評価は関係ありません。
自分のやり遂げたいことや欲しい成果、すなわち「実質」を軸にすることが、自分にとって望ましい成果につながっていくのです。

実行力の前に立ちはだかる
さらに根本の問題

この記事で紹介した2つの特徴「頭でっかち」も「他人の目を気にする」も、どちらも他人からの評価を軸にしているから起こることです。
では、「実質」を軸にして実行力や計画性を身につけるためには、どうしたらよいのでしょうか?

答えは単純です。シンプルに、ただやればいいんです
ただ自分の行動に自信を持てればいい。他人の目を気にせず、頭でっかちにならず。

でも、それがすぐにやるのは難しいということは、あなたも実感しているかもしれませんね。

なぜでしょうか?
みんな、自分に自信がないのです。
自分の夢なんて叶わないと信じ込んでいます。
そう信じ込んでしまう人の気持ちはよく分かります。かくいう自分も、昔はそうだったからです。

実行できる人と、実行できない人。
自分を信じられる人と信じられない人。
ここには、本当に大きな格差があります。
これを「希望格差」と、私たちは呼んでいます。

最初にこの格差を埋めなければ、 あなたが本当の意味で実行力を身につけることは、できません

あなたがこの格差を埋めて、心から自分に自信を持ち、実行力を身につけてもらえるようになるために、実はこんな本を書きました。

あなたの夢を叶える
「実行力」の身につけ方

竹内 力也・著
(株式会社Life Crayon Style代表取締役)
ISBN978-4-9912446-0-5
印刷・製本 アート印刷株式会社

【本書の内容】

  • 「行動できない」人の、2つの特徴
  • 「希望格差」と、それを埋めるための方法
  • 明日から取り組める実行力アップ 《学ぶこと》
  • 私たちが取り組んでいる《挑戦》の足跡
  • 学びをアウトプットに変えつづけている、受講生たちの《挑戦》

定価1,300円(税込)
購入はコチラから

この本では私・竹内の実体験や、私たちの活動の具体例も交えながら、自分の希望や夢を叶えるために大事な要素である「実行力」を身につけ、希望を持って生きるためのヒントについて、できるだけ分かりやすく紹介ししています。

「私なんかの夢は叶わない……」 「将来に何の希望も持てない……」 と感じている人こそ、実はちょっとしたきっかけと小さな《挑戦》さえあれば、夢や希望を叶える第一歩を踏み出す「実行力」の種を、大きく芽吹かせることができるようになります。

この本を、ぜひあなたが一歩を踏み出してもらうためのきっかけになれば本望です。

p.s.

私たちLife Crayon Styleは、もっと多くの方が自分を信じられるようになり、実行力を身につけ、夢に向かって歩き出せるようになって欲しいと、心から思っています。この書籍があなたの人生のちょっとした勇気を出すきっかけの一つになれますように。

株式会社Life Crayon Style
〒〒451-0063愛知県名古屋市西区押切1丁目10-71F 株式会社Life Crayon Style
コーポレートサイト:https://l-c-style.co.jp
事業内容
【マーケティング事業】セミナー・イベント・講演会/企画運営
【コンサルティング事業】CSRコンサルティング/実行力コンサルテイング
【起業家支援事業】起業家育成と輩出

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